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画像フォーマットガイド:JPEG・PNG・WebP・AVIFの使い分け

By Artur1 min read

ウェブサイトを運営していると、画像の扱いに悩む場面は多いものです。「JPEGとPNGの違いって何だっけ?」「最近よく聞くWebPやAVIFって使うべき?」そんな疑問を持ったことはありませんか。実は、画像フォーマットの選び方ひとつで、サイトの表示速度やユーザー体験が大きく変わります。

この記事では、主要な画像形式の特徴から次世代フォーマットの実力まで、画像フォーマットに関する知識をまるごと整理します。画像形式 比較の決定版として、ブックマークしておくと便利です。

画像フォーマットにはどんな種類がある?

まず、現在ウェブで使われている主な画像フォーマットを押さえておきましょう。大きく分けると、従来型と次世代フォーマットの2つのグループがあります。

従来型フォーマット

  • JPEG(.jpg / .jpeg): 1992年に登場した、写真向けの定番フォーマット。非可逆圧縮で、ファイルサイズを小さくできる代わりに、圧縮するたびに画質が少しずつ劣化します。
  • PNG(.png): 1996年に登場。可逆圧縮で画質が劣化しません。透過(透明背景)に対応しているのが大きな特徴です。
  • GIF(.gif): アニメーション対応で知られていますが、256色までしか扱えないため、写真には不向きです。今ではSNSのリアクション画像やちょっとした動きのある素材で見かける程度です。

次世代フォーマット

  • WebP(.webp): Googleが2010年に開発。JPEGとPNGの長所を兼ね備え、非可逆・可逆の両方の圧縮に対応しています。透過もアニメーションもOK。
  • AVIF(.avif): AOM(Alliance for Open Media)が策定した最新フォーマット。WebPよりさらに高い圧縮効率を誇り、HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しています。

それぞれのフォーマットには得意・不得意があります。「万能な画像フォーマット」は存在しないので、用途に応じた使い分けが重要です。

JPEG PNG 違いは結局なに?

「JPEG PNG 違い」は画像フォーマットに関する疑問の中でも特に多いものです。この2つの違いを簡潔にまとめます。

圧縮方式の違い

JPEGは非可逆圧縮(ロッシー)です。保存するたびにデータの一部が捨てられ、元には戻せません。一方、PNGは可逆圧縮(ロスレス)なので、何度保存しても画質が変わりません。

透過の対応

PNGは透過(アルファチャンネル)をサポートしています。背景を透明にしたロゴやアイコンを作れます。JPEGには透過機能がないので、背景は必ず何らかの色で塗りつぶされます。

ファイルサイズ

同じ写真で比較すると、JPEGはPNGの5分の1から10分の1程度のファイルサイズになることもあります。PNGは画質を保つ分、どうしてもサイズが大きくなりがちです。

色数

JPEGは約1677万色(24ビットカラー)を扱えます。PNGも同様に1677万色に対応しますが、48ビットカラーにも対応しているため、より豊かな色表現が可能です。

使い分けの基本ルール

  • 写真やグラデーションが多い画像 → JPEG
  • ロゴ、アイコン、スクリーンショット、透過が必要な画像 → PNG

これがJPEG PNG 違いの本質です。「きれいさ重視ならPNG、軽さ重視ならJPEG」と覚えておけば、まず間違いありません。

WebP 変換するメリットはどれくらいある?

次世代フォーマットの筆頭であるWebPへの注目度は年々高まっています。WebP メリットを具体的に見ていきましょう。

圧縮効率の高さ

Googleの公式発表によると、WebPの非可逆圧縮はJPEGより約25〜35%小さいファイルサイズを実現します。可逆圧縮でもPNGより約26%小さくなるとされています。

たとえば、100KBのJPEG画像をWebPに変換すると、見た目がほぼ同じで65〜75KB程度になるイメージです。画像の多いECサイトやブログでは、この差が積み重なって大きな効果を生みます。

多機能

WebPはひとつのフォーマットで以下のすべてに対応しています。

  • 非可逆圧縮(JPEG的な使い方)
  • 可逆圧縮(PNG的な使い方)
  • 透過(アルファチャンネル)
  • アニメーション(GIF的な使い方)

つまり、JPEG・PNG・GIFの3つの役割をWebP1つでカバーできるということです。

ブラウザ対応状況

2026年現在、WebPはChrome、Firefox、Safari、Edgeなど主要ブラウザすべてで対応しています。日本国内のブラウザシェアで見ても、WebP対応ブラウザが97%以上を占めています。もはや互換性の心配はほぼ不要です。

WebP 変換のハードルは以前に比べてかなり下がっています。サイトの画像 最適化 フォーマットとして、まず検討すべき選択肢です。

AVIF フォーマットは今すぐ使うべき?

AVIF フォーマットはWebPよりもさらに新しい次世代フォーマットです。AVIF メリットとともに、現時点での注意点も正直にお伝えします。

圧縮効率はトップクラス

AVIFの圧縮効率は驚異的です。同じ画質で比較した場合の目安は以下のとおりです。

  • JPEGより約50%小さい
  • WebPより約20%小さい

特に低〜中ビットレートでの画質がWebPを大きく上回ります。つまり、ファイルサイズをぐっと削りたい場面でこそAVIFの真価が発揮されます。

HDRや広色域に対応

AVIFはHDR(ハイダイナミックレンジ)や10ビット以上の色深度をサポートしています。写真やグラフィック制作の分野で、より正確で豊かな色再現を求める場合にも対応できます。

現時点での注意点

一方、いくつか気をつけるべきポイントもあります。

  • エンコード速度が遅い: WebPやJPEGと比べて、AVIF画像の生成にはかなり時間がかかります。大量の画像を一括変換する場合は処理時間に注意が必要です。
  • ブラウザ対応がWebPより狭い: 2026年現在、Chrome・Firefox・Safari・Edgeの最新版はAVIFに対応していますが、古いバージョンのブラウザではまだ表示できないケースがあります。日本国内のAVIF対応率はおおむね92〜95%程度です。
  • プログレッシブ表示の制限: JPEGのように画像が徐々に表示されるプログレッシブレンダリングには対応が限定的です。

結論としては、AVIFは「使えるなら積極的に使いたい」フォーマットです。ただし、WebPをフォールバックとして併用するのが現実的な運用方法です。

プロジェクトごとに最適な画像フォーマットをどう選ぶ?

「結局、自分のケースではどのフォーマットを使えばいいの?」という疑問に答えるために、用途別の早見表を作りました。

用途 おすすめフォーマット 理由
ブログの写真 WebP(フォールバック: JPEG) 高圧縮で表示速度アップ
ECサイトの商品画像 WebP または AVIF 大量の画像を軽量化してCVR改善
ロゴ・アイコン SVG(ラスタなら WebP/PNG) ベクターなら拡大しても劣化なし
スクリーンショット PNG または WebP(可逆) テキストの鮮明さを保持
SNS共有用画像 JPEG または PNG プラットフォームの対応を優先
バナー広告 JPEG(軽量化重視) 配信先の対応フォーマットに合わせる
サムネイル WebP または AVIF 小さいサイズでも画質を維持
印刷用データ TIFF または PNG 非圧縮・可逆圧縮で品質最優先

画像 最適化 フォーマットの基本的な考え方は、「ウェブ配信ならWebP/AVIFを第一候補に、互換性が求められる場面ではJPEG/PNGを使う」です。

もうひとつ大事なのは、画像の内容によって最適なフォーマットが変わるということです。

  • 色のグラデーションが滑らかな写真: JPEG系の非可逆圧縮が得意
  • 色数が少なくエッジがくっきりした画像: PNG系の可逆圧縮が得意
  • どちらの要素も含む画像: WebPやAVIFが万能的に対応

画像変換すると画質はどう変わる?

画像変換をするとき、多くの人が気になるのが「画質は落ちないの?」という点です。正直に言うと、変換の方向によって結果は変わります。

可逆 → 可逆の変換

PNG → WebP(可逆モード)のように、どちらも可逆圧縮のフォーマット同士で変換する場合、理論上は画質の劣化はありません。ピクセル単位で完全に元の画像を再現できます。

非可逆 → 非可逆の変換

JPEG → WebP(非可逆モード)のような変換では、二重圧縮の問題が発生します。すでにJPEGで一度失われた情報に対して、さらにWebPの圧縮をかけるので、追加の劣化が起こり得ます。

ただし、現実的にはWebPやAVIFの圧縮アルゴリズムは優秀なので、適切な品質設定であれば目に見える劣化はごくわずかです。品質パラメータを80〜85程度に設定すれば、ほとんどの用途で問題ないレベルに仕上がります。

避けるべきパターン

  • JPEG画像を何度も別のJPEGとして再保存する(劣化が蓄積する)
  • 非可逆フォーマットから可逆フォーマットに変換して「画質が戻る」と期待する(戻りません)
  • 元画像を捨てて変換後のファイルだけ保存する(元に戻せなくなる)

画像変換のベストプラクティスは、常に元のオリジナル画像を保管しておき、そこから各フォーマットを生成することです。

複数のフォーマットをブラウザごとに出し分けるにはどうする?

次世代フォーマットを使いたいけど、対応していないブラウザもある。そんなときに使えるのがHTMLの<picture>要素です。

<picture>
  <source srcset="photo.avif" type="image/avif">
  <source srcset="photo.webp" type="image/webp">
  <img src="photo.jpg" alt="風景写真" width="800" height="600">
</picture>

この書き方をすると、ブラウザは上から順に対応しているフォーマットを探します。

  1. AVIFに対応していれば photo.avif を表示
  2. AVIFは非対応だがWebPに対応していれば photo.webp を表示
  3. どちらも非対応なら photo.jpg を表示

これで、最新ブラウザのユーザーには軽量なAVIFやWebPを、古いブラウザのユーザーには確実に表示できるJPEGを配信できます。

CDNを活用する方法

CloudflareやAWS CloudFrontなどのCDNサービスでは、ブラウザのAcceptヘッダーを見て自動的に最適なフォーマットを返す機能を提供しています。サーバーサイドでの処理になるため、HTMLを書き換える必要がありません。

日本国内のレンタルサーバーでも、最近はWebP自動変換機能を備えたものが増えてきました。お使いのサーバーの機能を確認してみてください。

Next.jsやNuxtを使っている場合

Next.jsのnext/imageコンポーネントやNuxtのnuxt-imageモジュールを使えば、フォーマットの出し分けを自動でやってくれます。フレームワーク側が対応しているなら、積極的に活用しましょう。

サイトを遅くする画像フォーマットの間違いとは?

最後に、よくある画像フォーマットの間違いをまとめます。これらを避けるだけで、サイトの表示速度は目に見えて改善します。

間違い1: すべての画像をPNGで保存する

「とりあえずPNGなら安心」と考えて、写真もすべてPNGにしてしまうケース。写真をPNGで保存すると、JPEGの5倍から10倍のファイルサイズになることもあります。ページの読み込みが遅くなる最大の原因になりがちです。

間違い2: JPEG品質を100%にする

「最高画質にすればきれいだろう」と思って品質100%でエクスポートするのは逆効果です。品質85%と100%の違いは肉眼ではほぼわかりませんが、ファイルサイズは2倍以上になることがあります。ウェブ用途なら品質75〜85%が最適なバランスです。

間違い3: 次世代フォーマットをフォールバックなしで使う

WebPやAVIFだけを指定して、JPEGやPNGのフォールバックを用意しないと、一部のユーザーには画像がまったく表示されません。先ほど紹介した<picture>要素を使って、必ずフォールバックを設定しましょう。

間違い4: 画像のリサイズをせずに配信する

一眼レフで撮影した4000×3000ピクセルの写真を、ブログのサムネイル(300×225ピクセル)にそのまま使うケースです。フォーマット以前の問題ですが、表示サイズに合わせたリサイズは画像 最適化の基本中の基本です。

間違い5: レスポンシブ対応を忘れる

srcset属性を使って、デバイスの画面サイズに応じた画像を配信することも忘れてはいけません。スマートフォンに対してPC用の大きな画像を送る必要はありません。

<img 
  srcset="photo-400w.webp 400w, photo-800w.webp 800w, photo-1200w.webp 1200w"
  sizes="(max-width: 600px) 400px, (max-width: 1000px) 800px, 1200px"
  src="photo-800w.webp"
  alt="サンプル画像"
  width="800"
  height="600"
>

画像フォーマットの選び方は、一度理解してしまえばそれほど難しくありません。基本の考え方は「用途に合ったフォーマットを選び、次世代フォーマットを積極的に活用する」というシンプルなものです。

画像変換を手軽に試してみたいなら、ConvertIMGがおすすめです。JPEG、PNG、WebP、AVIFなど主要フォーマット間の変換がブラウザ上で簡単にできます。ファイルをアップロードしてフォーマットを選ぶだけ。画像 最適化 フォーマットの第一歩として、ぜひ活用してみてください。

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